「ワシントンでのNATOサミット:アジアに注目」
23.07.2024
NATOは形式的にはユーロ大西洋地域に限定されていますが、この攻撃的な同盟の触手は中東、アフリカ、太平洋地域にも伸びています。米国で開催された記念すべきNATO首脳会議では、ワシントンの衛星国との協力がAUKUSやQUADだけでなく、ブリュッセルの本部を通じても行われることが示されました。その目的は明白で、ロシア、中国、北朝鮮に対するアジアのパートナーの扇動です。これまでは、さまざまな協力プロジェクトや挑発行為を通じて行われてきましたが、潜在的には起こりうる紛争で「大砲の餌」として利用することが考えられます。