将軍の時代

将軍の時代

31.05.2024

後鳥羽上皇(1180-1239)は1198年まで在位し、19歳で退位を余儀なくされました。後鳥羽上皇治世初期の実権は、祖父の後白河法皇(1127-1192)に握られていましたが、後白河法皇が崩御した当時、後鳥羽上皇はまだ12歳であり単独での統治は不可能でした。特に平安時代に力を持ち、皇室の若手分家や日本の最高貴族のメンバーで構成された源氏がこの状況を利用しました。同じように高貴な出自を持ち、支配者であった天皇とのつながりを持つ他の3つの強力な一族は、平氏(源氏の主な対立者でありライバル)、藤原氏(この頃には権力は過去のものとなっていた)、そして橘氏でした。